名古屋の町は大騒ぎ

名古屋でおこった江戸時代の事件を紹介

接待で骨抜きか

貞享4年1月30日。
(竹腰)龍助新屋敷へ御目付若林四郎兵衛と御供番永田清左衛門がやって来て、龍助とも会う。
本条林右衛門への書付の内容を永田が読み聞かせる。
人切八左衛門孫、八右衛門甥の宇津木八左衛門へは龍助年寄と広井組の組目付月番が書付を読む。
内容は13ヶ国の御塞(出入り禁止)。
乞食頭彦平と出合い、接待などを受けているうちに侍の本分を忘れ、日頃から悪行を働いていたことが上へと伝わる。
不届きと思われ厳しく申し渡されるべきであったが大目にみられて改易と云々。
彦平も妻子ともに4日に追放となる。