名古屋の町は大騒ぎ

名古屋でおこった江戸時代の事件を紹介

手配師登場、いくらか手数料をとるのだろうな

宝永5年9月1日。
若尾留右衛門が今晩家に戻る。
24日に逐電し、そのまま大坂に行って与力奉公をしようとしたところ、尾州から確かな請合の状(保証書)を取って来いと云々。
このため帰りは大小の刀を売り、無刀で帰ってきた。
大坂で足軽奉公をしようとすれば、確かな請合さえあれば数日で手配してくれる宿があった。