名古屋の町は大騒ぎ

名古屋でおこった江戸時代の事件を紹介

蚊取り線香みたいなものですかね

元禄13年7月7日。
子(午後11時)過ぎ、巾下五平蔵町天神の側から火が出る。
裏屋と共に10軒が焼ける。
本屋は8軒であった。
一人住まいの米屋の母親が蚊を燻っていたが、その火が紙帳(紙の蚊帳)に燃え移ったのを知らずに火事となる。