名古屋の町は大騒ぎ

名古屋でおこった江戸時代の事件を紹介

そりゃ主人にも責任がある

元禄13年7月10日。
伊豫守組水野元右衛門が大須へ出かけ、泥酔してしまう。
帰りに矢場のあたりで刀を抜いたと。
連れは仲間河野猶右衛門たちで、伊豫守養子を祝うため簡略目付に届けた上でこの日仲間を呼び出し、大酒を呑んでいた。
伊豫守がこれを聞いて、今日の酒での不祥事は差しさわりがなければ自分の方で引き受けると言う。