名古屋の町は大騒ぎ

名古屋でおこった江戸時代の事件を紹介

何かあると話に尾びれがつくのは今も一緒

元禄10年9月30日。
田辺太左衛門が閉門となる。
田辺平左衛門・三宅九郎三郎はともに逼塞となる。
田辺らは4月に伊勢詣でをしていた。
道を急ぎ、伊勢には長くとどまった。
公はこれを聞いてお怒りになり、罰しようとするが、御成(将軍の訪問)があったので許されると云々。
皆は伊勢に詣でると羽目を外す者が多いと言う。
また熱田の寺で泥酔し乱暴をはたらいたと。
しかし思うに太左衛門は下戸であった。