名古屋の町は大騒ぎ

名古屋でおこった江戸時代の事件を紹介

好きだけあって批評は的確か

元禄9年9月18日。
文左衛門は寅刻(午前3時)前に下女を起こし、飯を炊かせる。
夜が明けて卯半点(午前6時)、橘町へ行き操りを見る。
札銭41文、場銭7文。
芝居、操り、酒顚童子3段。
申刻(午後3時)過ぎに帰る。
女童形たちはひどくはないが、かなりの年であった。
運がよければやがて花開く者も。
衣装は華美で、三味線も良かった。
(後略)
夜、曇。
深夜には雨が降る。