名古屋の町は大騒ぎ

名古屋でおこった江戸時代の事件を紹介

相手の気持ちは関係なしか

元禄4月19日。
曇。
辰8点(午前8時半過ぎ))過ぎると晴天となる。
近頃、六郎様足軽と同中間関内が女のことで夕暮れ時に出来町の麦畠で闘った。
中間が倒れたので、足軽は中間が死んだと思い野呂作之右衛門のところへ引き上げた。
そして門に入ったところで、倒れて死んでしまった。
中間の傷は浅く、しばらくして気づくと家へ帰り、慌てた様子もなかった。
遂には成敗される。