名古屋の町は大騒ぎ

名古屋でおこった江戸時代の事件を紹介

東照宮祭です

元禄9年4月17日。
大雨だったが、卯半点(午前6時)に止む。
辰半刻(午前8時)より晴れ渡る。
辰8点(午前8時半過ぎ)、大殿様が御社を参られる。
大殿様は桟敷へ御出でになり、祭礼を見物になる。
祭礼はいつもの通り未刻(午後1時)に終了する。
本町通に触れが出る。
神輿行幸の際は身なりを正すように。
盃の類は座に置かないように。
慎みかしこまるように。
この旨は亭主だけでなく、桟敷を借りる諸士にも伝えるように。