2023-01-05から1日間の記事一覧
元禄9年3月29日。風が吹き、亥刻(午後9時)から雨が降る。朝、竹腰筑後守組岡田新左衛門が自害する。父兄は隠居となる。
元禄9年3月27日。夜、権田与右衛門横町に男の子が捨ててある。与右衛門がしばらく育てる。
元禄9年3月26日。雨が止み、昼過ぎから晴れる。文左衛門は鉄砲の薬(火薬)を神谷段之右と一緒に1臼を調合する。卯刻(午前5時)には水野弥兵衛もやって来て、やっと終わる。
元禄9年3月25日。曇。未半刻(午後2時)からわずかに雨が降る。夜になると大雨となり、明け方に止む。
元禄9年3月23日。夜亥半点(午後10時)、曇。しばらく雨が降って止む。文左衛門は夜番明けに平左衛門と上畠信行院へ出かける。鎮西派浄土宗和州当麻寺の種々の宝物がやってきており、7日間見ることができたがこの日が最終日であった。ただし、藕糸(…
元禄9年3月22日。近頃、鳴海の宿に酒井河内守家来が宿泊していた。夜、座敷で大きな声がしたので、亭主が驚いて様子を窺っていた。家来は僕に言わせたところでは、持病の発作だからうつぶせになっていれば大丈夫、心配ご無用と云々。翌日皆が出発した後…
元禄9年3月21日。1日中、強い風が吹く。文左衛門は段之右・水野弥兵衛・井上権右衛門と振甫山の東へ麻がら(おがら)を焼きに行く。日暮れに帰る。
元禄9年3月20日。快晴。
元禄9年3月19日。雨が降る。夜になると大雨となる。
元禄9年3月18日。巳刻(午前9時)過ぎから曇る。未刻(午後1時)から雨が降り始め、夜になっても降り続き、ジメジメする。
元禄9年3月17日。夕飯後から文左衛門は久兵・五右・段之右・平左と志賀へ行き、田螺(たにし)を取る。
元禄9年3月14日。夜中から雨が降り始める。
元禄9年3月13日。文左衛門は又蔵に具足代金2両を遣わす。
元禄9年3月12日。辰半(午前8時)過ぎから雨がふる。午(午前11時)前には止む。その後段々と晴れる。
元禄9年3月11日。空晴れ渡る。
元禄9年3月10日。巳半点(午前10時)から曇る。午(午前11時)前、しばらく弱い雨が降る。
元禄9年3月8日。空晴れ渡る。文左衛門は政之右と渡辺源左のところへ行き、先祖書帳を綴じ直す。この日、源之助が水痘を患う。酒湯に入る。
元禄9年3月7日。雨が降る。未刻(午後1時)過ぎると段々晴れてくる。
元禄8年3月6日。曇。申刻(午後3時)、雨が降る。夜中も雨が降り続く。
元禄9年3月4日。空晴れ渡る。文左衛門は朝早く本屋藤兵衛のところへ出かける。その後、大塩与左衛門・大岡又右衛門もやって来る。拝公のため(この日光友、松平義昌が巳半点(午前10時)入国します)。辰刻(午前7時)にはお着きになると思っていたが…
元禄9年3月3日。巳刻(午前9時)から文左衛門は分内・可兵衛・平左衛門と真福寺へ出かける。狂言を3座見て帰る。演目は袖日記。
元禄9年3月2日。晴。近頃、長福寺の堀の中へ小櫃(ひつ)が捨ててあった。中にはすなご50丁、塗った女の指(さ)すきり49があったと。
元禄9年3月1日。曇。未刻(午後1時)から雨が降り始める。文左衛門は関加兵衛・平左と真福寺へ出かける。狂言が行われていなかったので、本屋などに寄り、申刻(午後3時)に帰る。1日中、雲が乾(北西)の方角へ流れて行く。