名古屋の町は大騒ぎ

名古屋でおこった江戸時代の事件を紹介

年の瀬、年の瀬

元禄8年12月19日。
明け方前、少し雨が降る。
時には曇り、時には晴れる。
巳半刻(午前10時)過ぎから風が吹く。
文左衛門は口米8俵を東隣の久兵と一緒に車に積み、御蔵へと持って行く。
車賃は1俵につき18文。