2022-12-25 天才少年現る 鸚鵡籠中記 元禄8年8月8日。愛智郡榊之森で操りが行われる。太夫は難波紀明太夫。義太夫節は義太夫より声が低めだと。庄松という7・8歳の子がおり、間の狂言に出演し、芸を披露する。嵐三右衛門六法の振出踊り、物まねなどは大変面白く、皆感動する。浄瑠璃よりも庄松の見る者ばかりで賑わい、庄松の芸が終わると浄瑠璃を聞かずに帰る者も多かったと。1日から行われるはずが、雨天のため順延されていた。