名古屋の町は大騒ぎ

名古屋でおこった江戸時代の事件を紹介

口は災いの元

元禄6年11月23日。
雨が降るが、巳の刻(午前9時)に止む。
石原内匠が300石召し上げとなる。
噂では、内匠は先ごろ内藤宇平治の屋敷へと入ったが、ここは御用人屋敷にあらざるところと願い出た。
御用人屋敷にふさわしくないのであれば寄合になれと、御役量の300石を召し上げられた。