名古屋の町は大騒ぎ

名古屋でおこった江戸時代の事件を紹介

説得工作

貞享5年1月25日。
竹腰龍助殿を成瀬民部宅へ呼び寄せる。
中西仁右衛門・奥田伴左衛門・中西新右衛門を連れてくるようにとのことだったので召し連れてやってくる。
そこで申し渡されたのは、阿波守陣代(軍代)のことはどうしても辞退したいとのことなのでそれは許可する。
後見も同様に辞退したいとのことだが、まだ若輩であるので今まで通り勤めるよう仰せ付けられる。
ますます気を引き締め、そのことを家中にも申し聞かせるようにと云々。
石川出羽守・山澄淡路守・野崎主税も列座する。
その後、出羽守は龍介宅へと出向かれる。