名古屋の町は大騒ぎ

名古屋でおこった江戸時代の事件を紹介

2022-06-22から1日間の記事一覧

長老僧侶であっても世は無常

貞享5年1月26日。夜中に天王坊先代住職の長老儀兵衛が巾下の自宅で自殺する。

説得工作

貞享5年1月25日。竹腰龍助殿を成瀬民部宅へ呼び寄せる。中西仁右衛門・奥田伴左衛門・中西新右衛門を連れてくるようにとのことだったので召し連れてやってくる。そこで申し渡されたのは、阿波守陣代(軍代)のことはどうしても辞退したいとのことなので…

自白の強要はいけません

貞享4年12月末。津守様(松平義行)御用人金森市之進が改易となる。金20両が盗まれた事件で召仕の女が手引きしたか調べたところ、厳しい問い詰めに耐えられず嘘をついてしまった。八木勘十郎召仕・高木伊左衛門召仕などを引き入れたと申すと云々。17…