名古屋の町は大騒ぎ

名古屋でおこった江戸時代の事件を紹介

なぜ弟まで行方不明に

貞享2年11月10日。
辰半刻(午前8時)、天野茂太夫が座敷で堀田孫左衛門を切って逃げ去ろうとする。
そこで、孫左衛門に居候する浪人堀田安左衛門と出くわし、玄関前で切りつける。
未の刻(午後1時)前に安左衛門は死んでしまう。
太夫は浅田八郎左衛門のところまで逃げる。
孫左衛門弟は水戸に居たが行方がわからず。
孫左衛門は刀を抜くことも出来ず、うつぶせになって死ぬ。