名古屋の町は大騒ぎ

名古屋でおこった江戸時代の事件を紹介

2023-02-01から1ヶ月間の記事一覧

3月17日の天気です

元禄10年3月17日。わずかに雲が出る。もしくは晴れる。

胴がないのは奇妙な感じ

元禄10年3月16日。薄曇。辰半(午前8時)、文左衛門は近所の友7人と八事山に出かける。金仏の首を鋳て、これを瑳(みが)く。いまだに胴は鋳ず。この寺は女人を禁じている。谷々には石仏や地蔵などがある。高野山を真似ていると。未刻(午後1時)に…

天守っていつも開いてるわけじゃないのですか

元禄10年3月14日。この日文左衛門は当番。小菅猶右は加藤平左と交代する。巳刻(午前9時)過ぎ、天守奉行2人がやって来て、天守を開く。文左衛門は天守に登る。

見物記はなしですか

元禄10年3月12日。橘町で操りが行われる。大夫は松本治大夫。

3月10日の天気です

元禄10年3月10日。快晴。

3月7日の天気です

元禄10年3月7日。晴。申(午後3時)から曇る。

文左衛門さんの住むあたりだけでしょうか

元禄10年閏2月29日。町で火変(放火)との噂が流れているので、私宿(私宅)にある時も不慮に備えるように。他の組ではそのようなことはなし。

閏2月27日の天気です

元禄10年閏2月27日。曇。午(午前11時)前後1時(1時は約2時間)ばかり晴れて、また曇る

放火犯を捜索してるんですかね

元禄10年閏2月26日。曇。触がある。伊勢参宮の際、道中や伊勢で行いの良くない御家中の輩がいるとの風聞が御耳に入り、甚だ不届きなことだと思われた。今後このような者があれば御詮議を行うようにと厳しく命じられたので、その旨を肝に銘じ固く慎むよ…

私物化ってことですか

元禄10年閏2月22日。夜、触がある。口上の覚。山駕籠(粗末な駕籠)を自分のところに揃え置き、それに乗ることは遠方はもちろん近隣であっても病気以外で乗らぬように。当分の間は町にある山駕籠は借りて乗ることは許す。そう心得るように。以上。

閏2月20日の天気です

元禄10年閏2月20日。雨が止み、晴れる。

こういうことは何度でも言い聞かせることが大切

元禄10年閏2月16日。触がある。口上の覚。御家中の面々召仕、無礼不作法がないようにと先年も言い渡したところだが、この間、無礼不作法をはたらく者があるようなことを聞いており、甚だ不届きである。今後、御城内はもちろん、どこにおいても無礼不作…

閏2月13日の天気です

元禄10年閏2月13日。晴。

裏判があればその書面は完璧

元禄10年閏2月12日。曇。彦兵から小右衛門手形が裏判(裏書)して届く。

閏2月11日の天気です

元禄10年閏2月11日。曇。午半(午後0時)から雨が降り出し、夜に止む。しかし、また降り始める。

本当に操りとなるとうるさいなあ

元禄10年閏2月9日。快晴。辰8刻(午前8時半過ぎ)、文左衛門は横長右・加平左と共に日置へ出かけ、操り浄瑠璃を見物する。演目は御供米御蔵開。大夫は加大夫流。皆は褒めるが、儀太夫は素晴らしいが、佐太夫はまだまだの芸。浄瑠璃の中に所々狂言のせ…

暖かくして出かけないと

元禄10年閏2月4日。晴。日置村で操りが行われる。大夫は伊勢嶋太夫・宇治伊太夫。

閏2月3日の天気です

元禄10年閏2月3日。昼過ぎから曇る。少しの間、弱い雨が降る。その後止み、晴れる。

何やら庶民を煽ってますね

文政3年3月23日。笠寺仁王門の棟上げが行われる。同日、入仏供養が行われる。28日までは法会が行われる。23日は雨が降ったが、おびただしい人出であった。投げ餅の棚を飾り付け、十六羅漢が出来上がり、門の閣上に置く。練りの次第は左に記す。(省…

しかしお寺はあちこちでいろんなことを行っている

文政3年3月9日。この日から10日まで広小路庚申堂金毘羅の開眼供養が行われる。

これは珍品

国君(殿)が御放鷹の際、高蔵寺山で奇妙な石を得る。石に水晶の紋があり、水晶の中に金銀の星の形がある。硯にと仰せ付けられ、江戸への御土産する(斉朝公)つもりであったが、これを請け負う職人がいなかった。牧氏(墨仙)が作られると。

今の実行委員会形式ですか

文政3年2月22日。七寺木師(朱書「太子」)堂にて聖徳太子1200遠忌が執り行われる。幟・揚張(今のテント)がたくさん立ち、詰め所を構え、幕を打つ。それは見事で、花の盛りであったので人が群れ集まる。去卯年に行うはずであったが、訳あって今年…

お祭りで不景気をぶっ飛ばせ

文政3年2月。熱田祈年祭が行われる。町々家並で提灯を飾る。今年は大賑わいで、旗屋町には様々な作り物(飾り物)が飾られる。

寺院にお金はあるのだ

文政3年1月。あつたはた屋町目林庵が再建する。(田中町の寺を持ってくる)

今はコロナ

当春、3日はしか(風疹)が流行る。

年が変わっても火事

文政3年1月17日。夜、わた屋町下方弥三郎組から火が出る。風も強くなかったのに方三町(1町は約100メートル)を焼き、ようやくおさまる。

やはり火事が続きます

文政2年12月16日。8ツ時(午後2時)過ぎ、車道御持組(城内門の警備)で火事がある。

冬の火事は怖い

文政2年11月28日。亥之刻(午後9時)、尾頭泰雲寺向かいへ火が出る。7軒が焼ける。

11月28日の天気です

文政2年11月28日。この日から初めて雪がたくさん積り、1日中止まず。

しかし、金を借りておいて偉そうに

米価の下落が続き、家中の者が困っているのでいろいろと御容赦(免除)することがある。それをここに記す。これと関係して小笠原三九郎殿(大寄合特席、大御番頭)が御老衆配下の者たちのことでいろいろと願い出るが、大御番頭の役を解かれることとなる。こ…