名古屋の町は大騒ぎ

名古屋でおこった江戸時代の事件を紹介

宝永5年9月の天気です

宝永5年9月1日。
雨が降るが、未(午後1時)から止む。
宝永5年9月2日。
晴。
宝永5年9月3日。
近頃、連日朝日が現れる時間と夕日が沈む時間ことのほか空が赤くなる。夕暮れは酉刻(午後5時)から少しすぎまで西南の方角は真っ赤に染まり、それが東北の空にも映る。この夜などは特に赤く染まる。冬は大雪になるのでと云々。
宝永5年9月4日。
快晴。
宝永5年9月5日。
曇、巳半(午前10時)から雨が降り、その後ジメジメする。
宝永5年9月6日。
曇、巳(五膳9時)過ぎから晴れる。深夜、少しの間わずかに雨が降る。
宝永5年9月7日。
晴。夜は寒い。
宝永5年9月8日。
晴。
宝永5年9月9日。
晴。
宝永5年9月10日。
申(午後3時)過ぎから曇り、夕暮れには雨が降り、夜も時々雨が降る。
宝永5年9月11日。
晴。
宝永5年9月15日。
未半(午後2時)から雨が降り、1晩中ジメジメする。
宝永5年9月16日。
雨が止み、雲が乾(北西)へ流れて行く。時々雲の間から日が差すこともある。巳(午前9時)過ぎ、雲が次第に空を厚く覆い、雲は乾(北西)への絶えず流れて行く。空の色は寒々としてどれほどの大雨になるかと思ううちに、巳半(午前10時)雷が鳴り始め、激しい雨が降り、雷が8、9度鳴って昼前に止む。雲は急に巽(南東)東に現れ、すぐに晴れる。天気は予想もできないものである。日が暮れて少し雨が降って止み、晴れる。
宝永5年9月17日。
薄曇。
宝永5年9月18日。
晴。
宝永5年9月20日。
晴。1日中風が吹き、夜は寒くなる。
宝永5年9月21日。
屋根の上が霜で白くなる。
宝永5年9月22日。
快晴。
宝永5年9月23日。
夜中から雨が降り始める。
宝永5年9月24日。
雨が降り、ジメジメする。未(午後1時)から雨が止み、夜は晴れる。
宝永5年9月25日。
晴。