名古屋の町は大騒ぎ

名古屋でおこった江戸時代の事件を紹介

馬鹿げてる

宝永5年6月17日。
近頃江戸でのこと。
公は酒をとても嗜まれる。
五十三次という小さな盃があり、そこには宿ごとの蒔絵が描いてあった。
これを並べ置いて、一度に飲むのが美徳とされていた。
その後早飛脚という盃ができ、これには五十三次が全部入るもので、五十三次が蒔絵にされており、大体1升2合ほど入るものであった。
これも一息に飲むのが美徳とされた。
坂井伴助が上り、下り、さらに上りと立て続けに3杯飲むと云々。