名古屋の町は大騒ぎ

名古屋でおこった江戸時代の事件を紹介

死体となっても処罰は生き続ける

貞享4年2月12日。
山中伊太夫が伯父山中太右衛門のところへやって来て自殺する。
書置きがあり、太右衛門より届けられる。
14日まで死体は取り置く。
旦那寺政秀寺から寺社奉行へ報告すると置いておくなと。
13ヶ国改易になるにもかかわらず城下へ立ち返り死ぬとは不届きであるので他領へ遣わし葬るべきと云々。
このため他領へ死体を遣わす。
角左衛門・太右衛門は逼塞となる。