名古屋の町は大騒ぎ

名古屋でおこった江戸時代の事件を紹介

2022-06-03から1日間の記事一覧

盗みぐらいでこの処罰

貞享4年2月27日。石川藤太夫若党が木綿を盗むと。六郎様の下目付寺方より金を借りた者と共に胴は様物となり、首は獄門となる。

死体となっても処罰は生き続ける

貞享4年2月12日。山中伊太夫が伯父山中太右衛門のところへやって来て自殺する。書置きがあり、太右衛門より届けられる。14日まで死体は取り置く。旦那寺政秀寺から寺社奉行へ報告すると置いておくなと。13ヶ国改易になるにもかかわらず城下へ立ち返…

何がふたりの間にあったのか

貞享4年2月7日。晩、納屋中橋通の裏で大道寺玄蕃小姓と中小姓が喧嘩をする。その時はふたりとも死ぬことはなし。玄蕃殿屋敷へ引き取って置いておく。しかし、ふたりは翌朝と翌晩に死んでしまう。