2023-01-01から1ヶ月間の記事一覧
元禄10年閏2月16日。循命(従うべき命令?)があり、それには家中の僕で礼を欠き、決まりを守らない者があるとのことである。必ず守るように。
元禄10年閏2月8日。晴。寄合1200石の伊那庄左衛門が乱心し、自害する。少し前、住まいが移ることをとても恥じていた。嘆き悲しみながら、何とか忘れようとしていた。親戚がこれを諌めるも、心は晴れなかった。この日初めて住まいを移る。亥(午後9…
元禄10年閏2月7日。巳(午前9時)過ぎると曇る。未(午後1時)過ぎると雨が降る。夜になると湿った風が吹く。
元禄10年閏2月3日。近頃、運上奉行倉林彦兵衛の椽(縁者?)で巾下に住む手代が妻と子3人を切り殺し、自害する。
元禄10年閏2月1日。曇。午(午前11時)過ぎると雨が降る。夕暮れになると風が激しく吹く。夜になると雨が降ったり止んだり。
元禄10年2月28日。雪が雨となり、午(午前11時)過ぎると止む。
元禄10年2月27日。午半(午後0時)、曇る。深夜には雪が1寸(1寸は約3センチ)降り積もる。
元禄10年2月25日。晴れて風が吹く。未(午後1時)過ぎるとますます激しくなる。先月、僧法然が亡くなり、円光大師と号す。この日、尾州において供養が行われる。
元禄10年2月23日。雨が降るが、午(午前11時)過ぎると止む。申(午後3時)過ぎると晴れる。
元禄10年2月22日。午(午前11時)過ぎると曇る。夜になると雨が降る。
元禄10年2月21日。将軍は女御入内の祝に本多中務太輔を京に上らせる。この日、熱田に泊る。近頃万松寺に盗人が入り、高原院(義直正室春姫)の御廟を破り、戸帳(廟などの小さな覆い)の錦を盗んで逃げ去る。
元禄10年2月17日。雪が止む。竹藪では多くの茸が雪の重さで倒れ、たくさんの枝が折れる。巳(午前9時)過ぎると晴れる。風が吹き、申(午後3時)過ぎから夕暮れまではますます強く吹く。
元禄10年2月16日。曇。未8刻(午後2時半過ぎ)、雪が降る。夜になって5寸(1寸は約3センチ)ほど積もる。深夜には霙(みぞれ)となる。
元禄10年2月12日。曇。巳(午前9時)過ぎると雨が降る。申(午後3時)過ぎると雪が降り、とても寒くなる。夜になって晴れる。
元禄10年2月11日。曇。午(午前11時)過ぎると雨が降る。
元禄10年2月10日。兵庫が戻り、初めの如く勤める。常軌を逸した愚かなことであるのにどういうことか。30日とも。
元禄10年2月4日。未刻(午後1時)、門前町で火が上がろうとするのを消し止める。
元禄10年2月3日。風が吹き、とても寒い。夕暮れ前に雪が降る。夜になって止み、晴れる。
元禄10年2月1日。柳生兵庫が行方をくらます。日が暮れてから白林寺へ行くと僕2人を従えて出かける。寺門が見えると僕を帰し、自分もまたすぐに戻るつもりだ、もう来ることもないだろうと言う。僕は不審に思い、帰らなかった。兵庫は怒って僕を叱りつけ…
元禄10年1月29日。近頃、隼人正同心で俗にいう6人衆荒川十蔵が辞職を願い出る。隼人正はその勤めに感じ入り、これを公に報告するとすぐに命じて時服2つを賜る。その上、辞職は認められなかった。同心が時服を賜ることはここから始まる。
元禄10年1月28日。曇。しばらくすると晴れる。昼からは風が吹く。
元禄10年1月27日。快晴。
元禄10年1月26日。曇。風が吹き、時々少し雪が降る。午(午前11時)過ぎると晴れる。
元禄10年1月22日。曇っているが、わずかに雨が降る。申(午後3時)過ぎると晴れる。
元禄10年1月19日。申(午後3時)過ぎると雪が降るが、夜になって止む。茶屋□□□の手代本郷庄助が妻と男の子2人を刺し殺し、幼少の女の子3人を残して自らも切る。もしかすると、昔金山に入れ込んで甚だ損をした上に、昨冬に家老の役を取り上げられたの…
元禄10年1月18日。曇。巳之刻(午前9時)、わずかに雪が降るが止む。夕暮れにまた降る。子刻(午後11時)、晴れる。
元禄10年1月15日。熱田の神事が例年通り行われる。大津町の町代の子が切り殺される。傷を負う者が2人。
元禄10年1月14日。曇。わずかな雨が降るが止んで晴れる。柳生兵庫は逼塞を許される。
元禄10年1月13日。薄曇。夜には霰が降る。
元禄10年1月12日。快晴。