名古屋の町は大騒ぎ

名古屋でおこった江戸時代の事件を紹介

バカだなあ

宝永7年8月21日。
熱田東脇船船頭で庄屋の十右衛門の子十介が日頃から酒に酔っては度々暴れていた。
近頃、十介は大瀬古の長介、その他友仙という坊主と菰野に湯を浴びに出かけた。
菰野で酒に酔い、長助(ママ)を切り殺し、友仙も肩先を切られた。
土地の者2、3人も傷を蒙った。
それから薬師堂に立てこもったのを、土方壱岐守から人を遣わして捕らえ、熱田へ送られた。
この日頃、七間町に牢に入った。