名古屋の町は大騒ぎ

名古屋でおこった江戸時代の事件を紹介

これで人が集まってお金になるってことかな

正徳2年5月12日。
上田町の座頭などの配当場(盲人の集会所)に以前から朝に寄り集まっていた。
盲人が心経・阿弥陀経・観音経などを読み、檀施(布施)を報謝していた(与える)。
近頃、桐山・平尾検校が思い立ち、古仏の釈迦・阿弥陀の両尊を調えて再興し、配当場に安置し、毎日一座の百万辺念仏を唱えさせた。
この日、既に本尊供養を行い、誓願寺教空上人がこの17日に百万辺を開白(説明)する。
今の配当場を任されているのは鷹部と。
鷹師の子と云々。
志のある者と云々。