名古屋の町は大騒ぎ

名古屋でおこった江戸時代の事件を紹介

居合の免許皆伝か、で実際の実力は

元禄8年5月20日。
晴。
未刻(午後1時)過ぎると曇る。
申刻(午後3時)前から雨が降る。
文左衛門と石川瀬左は恒河佐左衛門から居合の印を授けられる。
昼過ぎに彼のところへ出かけ、これを請ける。
桜の花の餅、吸物・酒が出る。
瀬左と文左衛門の2人で肴代として金1分を佐左へ渡す。
空が時々光り、亥半(午後10時)から雷が7、8回轟く。
深夜には大雨となる。