名古屋の町は大騒ぎ

名古屋でおこった江戸時代の事件を紹介

お菓子の新製品登場

文政6年6月7日。
あつた今道から馬の塔を出す。
これは大山祭の綱が切れたのを気にしてのこと。
本町通広小路下る東側びいとろやで新製まるめら糖という菓子を出す。
本町通蒲焼町さがる東側錦屋という菓子屋で京都おたびやきという新製品を出す。
あつた太子町太子のお告げに当所で時疫(流行病)が大流行するとあり、あつたでは毎日馬の塔を出す。