名古屋の町は大騒ぎ

名古屋でおこった江戸時代の事件を紹介

隣人ナイス

元禄10年11月19日。
明け方、梶川町本町通の角浅野屋治兵衛酒屋から火が出る。
天窓を焼くがすぐに消し止める。
酒用の米を蒸していて釜の水がなくなったのに気づかず、更に薪を加えたため釜の米が燃えてしまう。
それが井楼(みせやぐら)に燃え移り、天窓にまで及ぶ。
隣家がこれを見て消し止める。