名古屋の町は大騒ぎ

名古屋でおこった江戸時代の事件を紹介

2023-02-19から1日間の記事一覧

11月27日の天気です

元禄10年11月27日。夜、雪が降る。

海が凍るってか

元禄10年11月26日。朝、雪が降るが、少しして止む。寒さ厳しく、夜には少し雪が降る。この厳しい寒さで海が凍り、熱田や佐屋などの渡しが2、3日運休する。

隣人ナイス

元禄10年11月19日。明け方、梶川町本町通の角浅野屋治兵衛酒屋から火が出る。天窓を焼くがすぐに消し止める。酒用の米を蒸していて釜の水がなくなったのに気づかず、更に薪を加えたため釜の米が燃えてしまう。それが井楼(みせやぐら)に燃え移り、天…

準備に1ヶ月以上かかった

元禄10年11月17日。この日から21日にかけて御目見の輩が名古屋を出発する。

7月の事件の時は乱心とのことだったが、男女関係か

元禄10年11月13日。僧覚信を磔にし、女を死罪にする。女の名は伊奴(いぬ)。夜、雪がしばらく降って止む。

隠居してもいろいろなさるお方だ

元禄10年11月12日。南寺町性高院の大鐘を鋳る供養が行われる。大公(光友)から仰せ付けられる。

11月11日の天気です

元禄10年11月11日。曇。辰半(午前8時)過ぎから雨が降るが、夜には止む。

11月4日の天気です

元禄10年11月4日。晴また曇。

11月3日の天気です

元禄10年11月3日。夜、雪が1尺(1尺は約30センチ)積もり、明け方には止む。

有無を言わさぬ命令

元禄10年11月1日。夜、わずかに雪が降る。町の冨人を桜の天神に集め、御金を御借りになられることを申し渡す。惣高15000両、人数270人。

勘夫人は側室ですよね

元禄10年10月29日。巳刻(午前9時)、大公が勘夫人の日置村別墅(別宅)へ出かける。夜になって駕籠を廻す。御門を出られると云々。途中、日置清浄軒に御立寄になる。

10月26日の天気です

元禄10年10月26日。1日中雨が降るが、夜になって止む。

それよりは酒運上を設けて増収を目指したのが本音

元禄10年10月16日。名古屋の酒屋に酒征(飲酒抑制)を命じる。

何で子どもを殺すの

元禄10年10月12日。日置村で賊が従父弟を殺す。賊は元は廻りの者であったが、罪を犯して辞めさせられていた。その後密かに日置村へ舞い戻っていた。伯父に借金を申し込むが聞き入れてもらえなかった。伯父のところに泊って、夜伯父の子を殺して自害し…

将軍の訪問ともなると大変だ

元禄10年10月3日。都筑弥兵衛が御目見の輩137人を呼び出し、江戸勤めを命じる。これは御成(将軍の訪問)御通(将軍からの召し出し)の御用のため。雑用路金として各20両を賜わり、6日に評定所で請け取る。熨斗目(絹織物)、短刀、長上下を用意…