名古屋の町は大騒ぎ

名古屋でおこった江戸時代の事件を紹介

この人も悪僧だな

文政6年3月初め。
寺社方へ呼び出された東本坊列座の僧(頼宣坊)1人が駕籠の中で折れたハサミを使って大名小路で自殺する。
この者には西の同じ宗派の寺の鐘の売買を取り次ぐなど色々と悪事があり、拝借金などの釈明ができずに喉をえぐり、死んでしまうと。
この件で寺社手代花井弥右衛門、今井惣右衛門、秋山東三郎3人に番が付くと。