名古屋の町は大騒ぎ

名古屋でおこった江戸時代の事件を紹介

博奕で身を滅ぼした

元禄16年5月29日。
隼人正組150石荒川十左衛門が死ぬ。
十左衛門はは博奕宿をやっており、根っからの博奕打ちであった。
しかし、極貧であった。
この度婿の主膳が捕らえられたことにより罪は免れないと、冷麦ところてん、李(すもも)などを食べ、毒にあたって死ぬ。
その量は500とも。
毒を飲んだとも。
妾と13になる男の子がいた。
9月4日に知行・家屋敷を指し上げ、跡目を断つ。