名古屋の町は大騒ぎ

名古屋でおこった江戸時代の事件を紹介

迷惑な酔っ払いだなあ

元禄14年4月8日。
5,6日前、松平若狭守家来が伝馬町で馬が良くないと馬子を叱りつけ、鼻ねじで叩き、踏みつける。
それでもおさまらず、馬子に良い馬でもないのに払い過ぎたから手形を書けと言う。
馬子は町奉行に伺いをたてると、町奉行は手形は必要ないと。
そうこうするうち、泊(宿)まで連れて行くと言うが、また町奉行は許さなかった。
日が暮れ、熱田に泊っているのでそこから呼び寄せるから寄こせと言って立ち去る。
しかし、その後音沙汰はなかった。
酒に酔っていたと。
清須で荒れていたと。