2022-10-22 蓼食う虫も好き好き 鸚鵡籠中記 元禄6年2月22日。夜、加藤平左衛門が妻を離別する。今宵道具は返す。平左衛門は客人の作(さく)と通じ、新婦をはなはだ粗末に扱うと。この作は親平左衛門が使っていた女で年上で容貌も良くなかった。金子は2年以内に返すはずであった。世間では大笑いしていると。