名古屋の町は大騒ぎ

名古屋でおこった江戸時代の事件を紹介

密通の罪の重さを知っていれば母親を責めるのは酷

元禄3年4月20日。
駿河町の南、新町下の畑に六郎様の中間と清水村けんどん屋戸右衛門の娘が死んでいるのを畑の主が発見する。
この女の夫は近々江戸より戻るはずと云々。
母は産婆をしていた。
六郎様の中間との密通を知り母は意見する。
また、逢引の宿にも現れて説教をしたので、やむを得ず心中したと。