名古屋の町は大騒ぎ

名古屋でおこった江戸時代の事件を紹介

樹木の病気

貞享4年4月初め頃。
比良の社にある椿の木に人の手のような餅がなるとのことで見物する者がある。
よもぎの餅のようで人の手というより、色からすると猿の手に似ている。
相応寺筋の侍屋敷の榎にはうどんが生えたとのこと。
いずれも湿気による木の病であった。