名古屋の町は大騒ぎ

名古屋でおこった江戸時代の事件を紹介

地獄に仏とはこのこと

文政5年正月下旬。
尾頭橋で江戸の金毘羅参りが羅(薄い織物)を取り出し、しかめ面をしてたら笑う者がいたので怒って喧嘩となる。
金毘羅参りの者は怪我をし、お前の家で治療がしたいと言い出したので仕方なく堀川筋を北へ向かい、埋門から入って行った。
そこの番所で帰れ、帰れと言われたので難を逃れた。