名古屋の町は大騒ぎ

名古屋でおこった江戸時代の事件を紹介

わかりました、広井八幡の祭礼でした

元禄7年8月15日。
出仕はなし。
文左衛門は拝謁に参上する。
辰7点(午前8時はん)、五十人目付小菅半右衛門・三尾孫四郎が現れ、この日は御出ましがないので帰るようにと言われる。
そのためすぐに帰る。
八幡祭を見物する。
この年は大殿様も見物され、御連子のところで少し躍られる。
楽しそうに見えるけれど、人々が群れ、近づくことはできなかった。
おどり車は日暮れにようやく御城を引き出る。