名古屋の町は大騒ぎ

名古屋でおこった江戸時代の事件を紹介

旦那の敵を取った女房に拍手

元禄元年12月18日。
申刻(午後3時)、法華寺町本立寺地子に住む坂源左衛門という犬山の浪人が住んでいた。
金貸しをして暮らしていた。
高岳院の前に住む隼人正組の川村一郎兵衛が源左衛門に金を借りていたが、そのことで口論となった。
源左衛門を切り殺し立ち去るところを源左衛門の女房が仕留める。
相打ちということにする。