名古屋の町は大騒ぎ

名古屋でおこった江戸時代の事件を紹介

神童ですな

宝永3年10月10日。
三州岡崎町老岡本兵蔵の子は当年10歳で、名は竹麿という。
去年上野の役者が諸国を回った際、竹麿は9歳で漢文を上手く書き、経書そのほか文選などまで声に出して読みあげた。
稀に見る才能のため、諸国を回った後で日門様に申し上げたところ呼び寄せら、弟子にされた。
近頃、江戸へと来る。