名古屋の町は大騒ぎ

名古屋でおこった江戸時代の事件を紹介

あの偽絵師が磔か

元禄7年7月4日。
文左衛門は拝謁に参上する。
公は辰8点(午前9時前)大殿様をお訪ねになり、巳2刻(午前9時過ぎ)お帰りになる。
京粟田口で絵師永月が磔となる。
札には尾州と書かず、古渡絵書永月と書いてある。
これは御三家を憚ってのこと。