名古屋の町は大騒ぎ

名古屋でおこった江戸時代の事件を紹介

2023-01-22から1日間の記事一覧

こういう話は西洋にもありますよ

文化14年。3月頃からのこと。春日井郡矢田村に1人の老婆が住んでいた。日々仏を信仰していたところ、ある日弘法大師が現れ、力を授かった。人々に井戸の水を与え、諸病を取り除くとのことで大いに流行り、人々がたくさん集まった。その頃は不思議と病気も…

馬が人を食うのですか

文化13年12月。御作事奉行加藤甚五左衛門が馬に食われ、死んでしまう。

夏でも大火事

文化13年。夏、桑名町筋、蒲焼町東南角にある御使番長野与次郎殿長屋から出火し、向かいへと燃え広がる。大道寺新治殿屋敷はコツペリ(残らず)焼失する。

もう少し場所とかをちゃんと書いてほしい

文化13年。籠ぬけ、将棋盤・碁盤のり、曲馬のりがやって来る。また、足稽(芸?)もやって来る。

ドラキュラにもにんにくが効きます

文化13年。冬から醴(あまざけ)婆々という者がやって来るとの噂が言い広まる。これを防ぐため市中では門に南天、杉の葉、にんにく、唐からしを吊るした。疫病神とのことで、これで防ぐことができると。

足芸ですか

文化13年。大須の門前に足で芸をする見世物がやって来る。岩本梅吉という者で、背の高さは3尺(1尺は約30センチ)ばかりの小人であった。足で天窓(頭)を叩き、あるいは3番叟(能の演目)を踊り、鈴扇(神楽)は面白く、折鷺(折り紙)などを折り、…