名古屋の町は大騒ぎ

名古屋でおこった江戸時代の事件を紹介

こういう話は西洋にもありますよ

文化14年。
3月頃からのこと。
春日井郡矢田村に1人の老婆が住んでいた。
日々仏を信仰していたところ、ある日弘法大師が現れ、力を授かった。
人々に井戸の水を与え、諸病を取り除くとのことで大いに流行り、人々がたくさん集まった。
その頃は不思議と病気も治っていた。
どうも怪しげな話で疑念は晴れなかった。
その後は廃れてしまった。
はなはだおかしなことであった。