名古屋の町は大騒ぎ

名古屋でおこった江戸時代の事件を紹介

2022-04-23から1日間の記事一覧

ご主人様、あなたはそんなに偉いのか

貞享2年2月5日。荒川治部右衛門子の十郎左衛門が召仕を手討ち、海保弥兵衛が召仕を手討ち。

どうも怪しいこの処分

貞享2年2月5日。宇平次のことは、今まで通り奉公するようにと云々。内右衛門は乱心として八左衛門へ御預け。この御詮議は滝川又左衛門・留永内左衛門が仰せ付けられる。

なぜに途中で変更された

貞享2年1月29日。内藤宇平次を所右衛門兄弟へ御預け。岩田内右衛門を八左衛門へ御預け。2月3日に宇平次は滝川彦右衛門へ、内右衛門は成瀬吉左衛門へ御預け。

情報求む

貞享2年1月26日。昨年12月18日夜、栄生町近所の侍屋敷前の堀に試し切りした非人を捨て置かれていたことで、この日所々に札が立つ。

決死の覚悟

貞享2年1月7日。撞木町の木戸際で、建中寺から帰りの中納言様(徳川綱誠)に直訴する者がいた。御目付松田庄太夫に調べさせると、この者が昨年松山次郎太夫に金を貸しており、その利息がかなりの額となっていることが判明する。毛利治部左衛門と池村三右…