名古屋の町は大騒ぎ

名古屋でおこった江戸時代の事件を紹介

極楽寺のことが再度記載されてます

文政2年3月28日。
巳下刻(午前11時)、南寺町極楽寺へ京の本山栗生光明寺から円光大師木像が輿入れする。
本町京屋で少し休憩し、それから昼頃に輿入れする。
これは葉栗郡極楽寺旧跡をここへ移したために行ったもの。
門外に牌(牌)を立て、その面に円光大師安居(修行)遺跡と記す。
4月4日から10日まで時念仏(ある期間念仏する)が執り行われる。
入仏の像の開帳し、永観音堂からの大師真筆の阿弥陀画像六字名号を拝見する。
大師((朱書)真)骨舎利もこの寺に納まり、金塔に安置する。
閏4月4日より禅林寺上人が垂誡(訓示)を行う。