名古屋の町は大騒ぎ

名古屋でおこった江戸時代の事件を紹介

続きに期待しましょう

元禄8年11月28日。
29日のこととも。
若林元右衛門が野崎村へ借金を返すため、昨年召し仕えた僕に律儀にも余分に金3両を持たせて向かわせた。
この日の明け方、枇杷島橋で襦袢と股引以外をはぎ取られてしまった。
そして橋の欄干に縛り付けられた。
夜が明けて縄を解いてもらい、側の布洒(洗)屋のところに這って入った。
名古屋から迎えを遣わしてもらい、何とか家へ帰ったと。
人々が言うには、自ら金を盗んだ上でこのように偽ったのではと。
もしかして真実では。
実は続きがある。