名古屋の町は大騒ぎ

名古屋でおこった江戸時代の事件を紹介

2022-08-20から1日間の記事一覧

にぎやかだろうな

元禄4年1月29日。若宮で勧進能が始まる。2月14日に終わる。

死因は何だろう

元禄4年1月24日。熱田の(竹腰)龍介別宅前に腰の抜けた老婆がいた。調べると兵太夫と申す禰宜の召仕のようで駕籠で引き取った。ところが、27日に大薬師堂のそばで死んでしまう。このためまた調べがある。

隠れたくなるような失態

元禄4年1月23日。小山市兵衛が門前で馬を乗りならしていたところ馬を取り逃がしてしまう。殿様が万松寺からお帰りの際、御挟箱(衣装箱)手がこの馬を押さえ、評定所へ引いてゆく。このことで市兵衛は少しの間逼塞となる。

いつの時代の酔っぱらいは面倒

元禄4年1月15日。伊藤宇左衛門召仕牛平が久屋町安左衛門と申す者のところへ使いに出かけた。するとその家で酒に酔っぱらった伏見町酒屋六尺(下僕)が脇差しを抜いて牛平に切りつけようとしたので、牛平はすぐにそれを取り押さえる。ちょうどその時、町…