名古屋の町は大騒ぎ

名古屋でおこった江戸時代の事件を紹介

2022-08-16から1日間の記事一覧

だけど盗んでるんですよね

元禄3年11月20日。杉ノ町通、久屋と鍛冶屋町の間南側の中ほど畳職人の親子が住んでいた。父は兵左衛門という者でとても貧しい暮らしをしていた。近頃、その子どもが隣家に入り、衣服や食べ物を盗むと云々。町奉行は孝行での犯行だとして金子等を取らせ…

徳光弥兵衛さん、いろいろありますね

元禄3年11月20日。徳光弥兵衛甥田頭権平の草履取が法花寺町本立寺の地子である豆腐屋と喧嘩する。ふたりとも死ぬことはなく、豆腐屋は鮎川藤助のところへ立ち去る。草履取は弥兵衛のところへ引き取る。豆腐屋、昔は米屋で市左衛門という者であった。

具足を落として気づかないのか

元禄3年11月9日。徳光弥兵衛召仕が在所へ行く途中、折津あたりで具足を拾う。滝川彦左衛門から詮議がある。

神のご加護はどこへ

元禄3年11月9日。平田屋惣助のところへ土佐国の者が巡礼に来ていて死んでしまう。惣助のところから土佐へ飛脚を遣わし、返事が来るまでの間は死体を塩漬けにする。

パッとしない泥棒さん

元禄3年11月9日。夜、山本甚五左衛門土蔵に盗みが入る。これを捕まえ、翌日町奉行へと渡す。