名古屋の町は大騒ぎ

名古屋でおこった江戸時代の事件を紹介

2022-07-29から1日間の記事一覧

ばればれの嘘

元禄2年12月15日。隼人正歩行山村新助が仲間の米を吉川半兵衛のところで売り渡しておいて、金19両2分を落としてしまったと仲間へ話したと。翌1月10日に追放となる。久保周安弟であったと。

年の瀬に大変だ

元禄2年12月15日。巳刻(午前9時)、巾下六句の小屋5、6軒が焼失する。

飴屋ですか

元禄2年12月10日過ぎ。みけん惣八という大泥棒が捕らえられる。これは女房とその仲間を連れて大須の門前角にある飴屋で盗みをはたらいていたことがわかってのこと。

知能犯

元禄2年12月10日過ぎ。駿河町の小屋で女ひとりが機を織っていたが、隣に茶を飲みに出かける。その隙に盗人が少ししつらえた物置へ入り、衣服などを盗んでいた。すると女が戻り機を織り始めたので出るに出られなくなってしまった。そこで女の櫛箱にあっ…