名古屋の町は大騒ぎ

名古屋でおこった江戸時代の事件を紹介

2022-07-05から1日間の記事一覧

放火の罪は重いはずだが

貞享5年8月26日。朝岡源右衛門宅が放火されると云々。源右衛門留守居の男に手錠をし、親類の中から人を出して番をする。9月5日に牢に入る。暇が出るが町へ御預け。

子どもはどんな処罰を受けたのだ

貞享5年8月26日。申刻(午後3時)、守綱寺の前に年老いた夫婦がいた。銭などを扱う商いをしていた。夫は耳が聞こえず瀬戸に住んでおり、婆一人が商いをしていた。婆が売った金を財布に入れたのを18、9の角前髪(すみまえがみ・武家の少年の髪型)の…