名古屋の町は大騒ぎ

名古屋でおこった江戸時代の事件を紹介

2022-04-01から1ヶ月間の記事一覧

書置きには何が

貞享元年10月9日。御船手役児嶋助左衛門惣領源蔵が書置きの件で、6日から遠慮を仰せ付けられる。

火事だ~

貞享元年10月8日。丑半(午前2時)に巾下押切と榎町の間で火事がある。14、5軒が焼ける。

何事も平常心

貞享元年9月29日。御小納戸小沢次郎太夫が知行を召し上げられた上に、母方の伯父遠藤三左衛門へ御預けとなる。堀田稲葉のおりに慌てふためくと。

傷害事件が殺人事件に

貞享元年9月21日。夜、赤塚町の米屋市左衛門が十一屋次郎助を自宅で切りつけ、9ヶ所に傷を負わせる。その場に居合わせた世良田治太夫が市左衛門を取り押さえる。縄をかけ、翌日牢に入れる。市左衛門の女房も腕を切られる。次郎助は家へ戻り治療するも、…

これは幼児虐待か

貞享元年9月上旬。6歳ぐらいの男の子が殺され、中将様(綱誠)下屋敷の堀に捨ててある。継子ゆえ火箸で殺されたと。

失踪事件発生

貞享元年9月9日。夜、広小路大津町と鍛冶屋町の間にある借屋に住む女房の甥で草履取り田代五右衛門と夫を刺し殺した伯母が逐電する。このふたりどうやら男女の仲だったと。