名古屋の町は大騒ぎ

名古屋でおこった江戸時代の事件を紹介

江戸に11万両も送ればなあ

元禄11年2月7日。
1日中雨が降る。
触状が来る。
簡略(倹約)であるので、振舞(供応)は行わないはずである。
御用のため集まる場合、やむを得ず集まる場合は1汁1菜の食事とするようかねてから言い渡されている。
しかしながら時々料理などが出ていると聞こえてくるので、それはよからぬことである。
今後もし御用があって集まる場合でも、食事など出さないように。
食事が必要な御用がある場合は、その仔細を簡略奉行に断りを入れ、その指図に従うようにとのことなのでそのことをよく理解しておくように。
以上。
正月。
御目付の添状の名は内藤与右衛門。