名古屋の町は大騒ぎ

名古屋でおこった江戸時代の事件を紹介

返り討ちにあうとは情けない

元禄7年1月17日。
曇、後少しの雨が降る。
この日文左衛門が聞いたところでは、昨年の冬藤田民部は弟の日置に住む浪人森半斎に頼まれ、日置から5人を美濃大柿村へ百姓を捕まえに行かせた。
伏見町煙草屋が切り殺され、残りも傷を負った。
先年、安斎は大柿で田地を買い求め、若党に耕作させ年貢を納めさせていた。
しかし、いつ頃からか米を納めなくなったので、日雇いを雇って行かせたと。
なお、細かいことは略す。